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特産品

鈴ヶ沢なす

和合の鈴ヶ沢地区で、冬に集めた落葉や枯草など(柴と呼んでいます)を敷く伝統的な栽培方法で受け継がれてきた「鈴ヶ沢なす」は、平成20年に「信州の伝統野菜」認定されています。いつ頃から栽培されるようになったのかは定かでありませんが、昭和30年代には既に栽培されていたようです。普通の長ナスを大きくしたような形で、長さは20~25センチ、重さは、大きなものは450グラムにもなります。

果皮は少し硬めですが、果肉はやわらかく、水分を多く含んでいて、アクが少ないのが特徴です。焼きナスや漬物といった定番のナス料理のほかに、フライにしてもおいしくいただけます。果皮の紫はアントシアニンの色素で、光の条件が良ければヘタまで紫色に変わる、多くの日本のナスの品種と同じ特徴を持っています。よく天龍村の「ていざなす」と比較されますが、「ていざなす」のヘタは日が当っても紫になることはなく、「鈴ヶ沢なす」のようなとげはありません。このように特徴が異なり、その由来が全く違う品種です。

鈴ヶ沢地区で大切に守られてきた「鈴ヶ沢なす」ですが、このナスを絶やさず、また、多くの人に食べていただこうと、現在では、阿南町社会福祉協議会の「南信州おひとよし倶楽部」が協力し、栽培面積を増やす活動をしています。

(参考著書:「地域を照らす伝統野菜」大井美知男・市川健夫著/川辺書林)

お問い合せ:阿南町社会福祉協議会 南信州おひとよし倶楽部

TEL:0260-22-3151  FAX:0260-22-3256